Mapture - MacOSX向けキャプチャユーティリティ
画面の一部をキャプチャして最前列化するMac OS X向けのアプリケーションです。raptureのMac版を目指して開発しました。
エンジニアやデザイナなど、一日中PCでなにかメモや資料を見つつ作業する方におすすめです。
導入
以下のリンクからzipをダウンロードし、適当な場所に解凍すると使えるようになります。動作確認はOS X Lionで行なっています。
開発の経緯
開発者は現在Macユーザなのですが、2011年初めごろまではWindowsユーザでした。
Windows上でよく愛用していたアプリには、ブラウザのOperaやエディタのvimなどがありましたが、raptureというアプリケーションもその一つでした。
このraptureというアプリケーションは、画面の一部を切り取って最前列に付箋として表示してくれる単純なユーティリティソフトです。
シンプルながらも、何かの資料の一部を表示しながら、調べ物をしたりコードや文章をタイプするのにこのアプリケーションは大変便利でした。
WindowsからMacに移行した際、前述したOperaやvimはMac版を利用できるのですが、raptureだけはMac版がなく困りました。似たようなアプリケーションは無いものかと探しましたがダメでした。
そこでraptureのMac版を自ら開発してできたのがMaptureです。Maptureでは、raptureの持つ使いやすい単純さを受け継いでいます。
使い方
Maptureを起動すると、ステータスバーにMaptureのアイコンが表示されるようになります。そのアイコンをクリックすると画面をキャプチャ出来るようになります。また、ホットキーとしてCmd+Shift+Mでキャプチャを始めることもできます。

ドラッグでキャプチャできます。キャプチャしたウィンドウは最前列に表示され続けます。

例えば、UNIXコマンドのチートシートを前に出したままターミナルを叩くとき便利です。
例えば、画像資料を最前列に配置しつつペイントソフトを扱うと便利です。
CHANGELOG
- 2014/1/2: v0.0.16
- 透明度変更、クローン、afloat有効無効、影有効無効、ズームイン・ズームアウトなどをウィンドウの右クリックメニューに追加。
- 自動起動の設定を追加。
- 閉じるボタンを、ウィンドウにホバーするときのみ表示するように修正。
- 2013/10/10: v0.0.15
- キャプチャした画像の大きさを変えられるようにした
- 右クリックメニューからも画像の透過度を指定できるようにした
- クリップボードの中の画像からもキャプチャできるようにした
- 2013/10/07: v0.0.14
- 画像保存する際には、ファイル名に自動的に日付入れるように変更した
- マウスホイールで透過度を変更できるようにした
- 2012/05/05: v0.0.13
- キャプチャをgyazoに送信する前に、確認アラートを出すようにした
- キャプチャした画像を、右クリックからクリップボードにコピーできるようにした
- 2012/03/29: v0.0.12
- キャプチャ画像を保存する際に以前保存したディレクトリを覚えるようにした
- 2012/03/29: v0.0.11
- ホットキー追加。Cmd+Shift+Mでキャプチャできるようにした
- gyazoクライアント機能追加。
- 2012/02/19: v0.0.10
- アイコンを三角のものに変更。
- メニューの構成を変更。
- ウィンドウをリサイズ可能に変更。
- 2012/02/01: v0.0.9
- 2012/01/16: v0.0.8
- ウィンドウを閉じてもメモリが解放されないバグ修正
- アプリケーションのアイコンを用意
- 2012/01/15: v0.0.7
- 2012/01/14: v0.0.6
- ウィンドウを開く際にアニメーションを追加
- ダブルクリックで半透明に切り替えるようにした
- 2012/01/13: v0.0.5
- 2011/12/30: v0.0.4
- 2011/12/30: v0.0.3
- 複数ウィンドウ開けるようにした
- 一度起動したらステータスバーからキャプチャ出来るようにした
- 2011/12/28: v0.0.2
- 2011/12/28: v0.0.1リリース
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